カリブ海のリゾット

 カリブ海で獲れたばかりの浅利とイカと小海老が、手元にあると想像する。現実だと思い込む努力をしよう。確信が持てたら、魚屋へ行く代わりにスーパーへ向かい、冷凍コーナーで魚介を買ってくる。そのほうが経済的なばかりでなく、衛生的でもある・・・たぶん。

材料(6人分)
殻を剥いた小海老 300グラム
小さなイカ 1ダース程(掃除して小さく切ったもの)
浅利 200グラム
玉葱 1個
にんにく 1かけら
バター 150グラム
トマトソース 大匙2杯
コニャック
レモンの皮

 問題が1つある。本来なら魚介で引いたブイヨンが必要だ。しかし残念ながらそれはまだ、冷凍になって販売されていない。しょうがない、人生に妥協は付き物。もし生の魚介でブイヨンを取れない場合は、野菜のブイヨンを使うことにしよう。食べて驚き、中々良く調和する。
 大きな鍋にバター50グラムを熱し、薄く切った玉葱を炒める。
 トマトソースとイカを加え、イカが柔らかくなるまでかき混ぜ続ける。そして浅利を加える。しかし小海老は別に取っておく。その理由はもうすぐ分かる。
 米を加えて良く混ぜ、ブイヨンを少しずつ注ぎながら煮る。15〜18分間、あなたがアルデンテ好きの食通か、歯の悪い老人かによって煮る時間を調節しよう。
 煮上がる10分前、小さなフライパンにバターを入れ、にんにくと小海老を炒める。
 3分後、にんにくを取り捨てコニャックを振り、さらに炒める。
 米が煮上がる3分前、小海老をリゾットに混ぜ込む。
 2分前、レモンの皮の出番だ。すりおろして加える。
 0分前、要するに煮上がった瞬間、残ったバターを加える。

 正直に白状してごらん。レモンの皮は意表をついただろう。




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